味わいと笑顔でつながる、静岡の食のフェスティバル「カンパイ&マルシェ2024」

20241123日、すっきりとした秋晴れの下、静岡市内の駿府城公園に「静岡の食」をテーマとした合計38店舗の屋台やキッチンカーが集まりました。食欲の秋!TOKAIグループによる静岡の食の祭典、「カンパイ&マルシェ2024」の開催です。会場は、観光客や地元静岡市民から長く親しまれる徳川の城、“駿府城”。青空と緑に囲まれて、静岡生まれの個性豊かなクラフトビールや地元で採れたいちごのスイーツ、おでんなど、静岡ならではのグルメがずらりと並び、地元の魅力が詰まった本イベントに、今年は約3,500名のお客様が訪れました。

「静岡の食」を通じた賑わい創出

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カンパイ&マルシェは今回で3度目。はじまりは2021年、静岡市が推進する交流人口の増加・地域経済活性化を目的に、駿府城公園の魅力向上を目指しTOKAIグループが持つリソースを活用して開催したイベントでした。当時はコロナウイルスの影響が依然として続いており、地元の飲食店も厳しい局面に置かれている状況でした。そんな中、地域のインフラを支える企業として静岡を元気に!という思いから始めたのが、“食”を中心とした駿府城公園内でのイベントです。2022年、2023年は「静岡の食」にテーマを絞り県内外の方に向けて静岡の魅力を発信しました。そして今回2024年は、「静岡の食」を軸としつつ、私たちがこのイベントを通じてできることは何か、その社会的意義を改めて見つめ直しました。

地域とのつながりを求めて

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今回のカンパイ&マルシェで大切にしていたのは、地域とのコミュニケーションです。同年4月にTOKAIグループが新たに策定した「暮らしに社会にもっと笑顔を。」という新コーポレートスローガンのとおり、地域に笑顔をもっと広げたいという意思を込めて開催しました。静岡の食を盛り上げるとともに、当日の会場では就労支援施設の商品販売や、水害発生時の被害を疑似体験できる VR コーナー、当グループの「おいしい水の宅配便」、「TOKAIモバイルショップ」、「レシオボディデザイン」のPRブースを設置。グランディエールが運営するキッチンカー「アオイキッチン」ではカレーやドリンクを提供。普段は出会うことができない地域の方々と交流できる貴重な機会となりました。さらに同年1月に発生した能登半島地震で被災した地域の一日も早い復興を願い、本イベントに参加いただいた事業者様の賛同を得て、売上の一部を石川県へ寄付しました。各店舗様の温かい支援により、合計で409,962円を寄付することができました。

開催を終えて

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当日は天候にも恵まれて、大変多くのお客様で賑わいました。中には、長蛇の列ができるお店もあり、たくさんの方に静岡の魅力を美味しく楽しんでいただけたのではないでしょうか。訪れてくださった皆様、そして、出店者の皆様、開催に向けて一緒に準備してくださった関係者の皆様に感謝申し上げます。

 令和6年能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますと共に、1日も早い復興をお祈り申し上げます。

だれもが楽しく過ごせるまちづくり

カンパイ&マルシェは、地域の皆さんと触れ合える大切な場です。地域とつながり、その魅力を発信することで、だれもが楽しく過ごせるまちづくりに役立ちたいと考えています。地域の暮らしを支える私たちだからできることをコツコツと積み重ねた先で、もっとたくさんの人に「静岡っていいなぁ。」と思っていただけたらうれしいです。次回の開催もお楽しみに。