セグメントハイライト
事業セグメントについて
当社では、多岐にわたるサービス部門を「エネルギー」「建築設備不動産」「CATV」「情報通信」「アクア」「その他」の6セグメントに区分しています。
詳しくは、こちらのページ(事業セグメント)でご確認ください。
セグメント別売上高構成比(2024年3月期)
(百万円)
セグメント別営業利益(2024年3月期)
(百万円)
セグメント別業績
エネルギーセグメント
LPガス事業につきましては、引き続き顧客獲得を推進した結果、需要家件数は前連結会計年度末から33千件増加し778千件となりました。高気温等により家庭用ガスの単位消費量が減少したものの、需要家件数が増加したことで売上高は83,688百万円(前連結会計年度比0.9%増)となりました。
都市ガス事業につきましては、需要家件数は前連結会計年度末並みの75千件となりました。また、仕入れコストに連動した原料費調整制度の影響により、売上高は17,285百万円(同11.8%減)となりました。
これらにより、当セグメントの売上高は100,974百万円(同1.5%減)となりましたが、LPガス需要家件数の増加等により営業利益は5,086百万円(同18.7%増)となりました。
情報通信セグメント
コンシューマー向け事業につきましては、ISP事業は大手携帯キャリアとの提携による顧客獲得強化、モバイル事業はLIBMOのサービスメニューの拡充や固定回線とのセットプラン等により顧客獲得を推進いたしました。これらの施策の結果、ブロードバンド顧客は前連結会計年度末から3千件増加し668千件、LIBMOは前連結会計年度末から9千件増加し80千件となりましたが、ARPUの減少等により売上高は24,226百万円(同0.7%減)となりました。
法人向け事業につきましては、キャリアサービス及びクラウドサービスが順調に進捗したことにより、売上高は32,442百万円(同9.8%増)となりました。
これらにより、当セグメントの売上高は56,669百万円(同5.0%増)、営業利益は4,223百万円(同10.0%増)となりました。
CATVセグメント
CATV事業につきましては、地域密着の事業者として地元の情報発信や番組制作に注力するとともに、大手動画配信事業者と提携する等、コンテンツの充実に努めてまいりました。また、新規エリアにおいても営業活動を積極的に実施したことで、放送サービスの顧客件数は前連結会計年度末から5千件増加し919千件、通信サービスの顧客件数は前連結会計年度末から21千件増加し394千件となりました。
これらにより、当セグメントの売上高は35,761百万円(同3.7%増)、顧客獲得に係る先行投資等により営業利益は5,509百万円(同0.2%減)となりました。
建築設備不動産セグメント
建築設備不動産事業につきましては、分譲地の販売が順調に推移いたしましたが、大型の土木工事や設備工事が減少したこと等により、当セグメントの売上高は25,038百万円(同6.6%減)、営業利益は1,172百万円(同10.7%減)となりました。
アクアセグメント
アクア事業につきましては、2023年4月に浄水サーバーの取扱いを開始し、更なる顧客基盤の拡充に取り組みました。また、大型商業施設等での催事営業やWEB獲得、テレマーケティング等により、顧客件数は前連結会計年度末から2千件増加し167千件となりました。
これらにより、当セグメントの売上高は7,743百万円(同2.8%増)、加えて獲得コストの低減等により営業利益は352百万円(同34.3%増)となりました。
その他セグメント
その他の事業のうち、介護事業につきましては、利用者数が増加したことにより、売上高は1,411百万円(同3.6%増)となりました。船舶修繕事業につきましては、修繕隻数が増加したことにより、売上高は1,800百万円(同5.3%増)となりました。婚礼催事事業につきましては、利用状況の回復により、売上高は1,273百万円(同25.8%増)となりました。
これらにより、当セグメントの売上高は5,325百万円(同9.2%増)となりましたが、営業費用の増加等により営業利益は34百万円(同79.3%減)となりました。