静岡市が実施する「人流データ活用実証事業」への参画について

2023年11月6日

 当社グループのCATV 事業を担う株式会社TOKAIケーブルネットワークが、静岡市が実施する「観光産業のDX化に向けた人流データ活用実証事業」に参画し、静岡市の特定エリアにおける人の流れを計測・分析し、可視化したデータの提供を開始することを、下記のとおりお知らせします。

 当社グループのCATV事業では、地域事業者としての強みを活かし、地域における基幹インフラ提供者の役割を強化していくとともに、地方創生や、地域住民の生活の質を向上させる事業者として信頼と地位を確立してまいります。

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静岡市が実施する「人流データ活用実証事業」への参画と人流データの提供の開始について

 株式会社TOKAIケーブルネットワーク(本社:静岡県沼津市、代表取締役社長:鈴木 光速、以下「当社」)は、静岡市が実施する「観光産業のDX化に向けた人流データ活用実証事業」に参画し、Wi-Fiシグナルセンサーの技術を使い、静岡市の特定エリアにおける人の流れを計測・分析し、可視化したデータの提供を開始しました。

 街なかや施設への来訪者のスマートフォンから発信されるWi-Fiシグナルを専用のセンサーで受信し、それら来訪者の属性や行動データをWeb上で可視化し、時間的な人流の変化や、AIによる観光などの施策立案をサポートするデータを提供します。このデータ取得・分析には、ピーディーシー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 真吾)が提供する「datakt(データクト)」を導入します。

 本事業は2023年11月からの1年間で実施される予定となっており、静岡市内の観光地・施設など約70箇所にセンサーを設置し、データの取得及び分析を行います。

当社は、観光客を中心とした市外からの来訪者の人流データを把握し、実効性のある観光活性化施策の提案を行うとともに、経済・まちづくり・防災など他分野における行政施策への活用可能性も検討してまいります。

今後も当社は、自治体及び関係各所と連携を図り、地域課題の解決に取り組んでまいります。

● 本取り組みのイメージ

● 参考リリース

・ 静岡市 報道資料 観光産業のDX化に向けた人流データ活用実証事業の開始

  https://www.city.shizuoka.lg.jp/000996875.pdf

・ ピーディーシー株式会社 プレスリリース
  「リアルな場での生活者の行動データを集計、分析が可能となるSaaSサービス
 「datakt(データクト)」を静岡市へ提供」

  https://www.pdc-ds.com/news/20231101-4497

● 静岡市内における主なセンサー設置場所 (※設置予定先も含む)

駿府城公園 静岡市歴史博物館 静岡浅間神社 どうする家康 静岡大河ドラマ館
静岡市美術館 静岡市民文化会館 ツインメッセ静岡 静岡駅北口地下広場
グランシップ静岡 静岡市三保松原文化創造センターみほしるべ 日本平夢テラス 久能山東照宮
登呂博物館 駿府の工房 匠宿 静岡県立美術館 日本平動物園
トライアルパーク蒲原 静岡市総合観光案内所 静岡市清水駅前観光案内所 港湾会館清水日の出センター(清水マリンビル)
エスパルスドリームプラザ 葵タワー地下通路側 静岡浅間通り商店街 札ノ辻交差点付近
静岡呉服町名店街 人宿町通り付近 七間町名店街 両替町通り付近
静岡駅南銀座商店街 青葉緑地(青葉シンボルロード)付近 常磐公園 清水駅前銀座商店街