GXの推進に向けた低･脱炭素化への取り組み

～ シェアサイクル事業における「災害レジリエンス強化型 再エネステーション」の展開 ～

2023年12月25日

　当社の連結子会社でグループのCATV事業を担うTOKAIケーブルネットワークが、運営する静岡市シェアサイクルサービス『PULCLE』のステーション（駐輪場所）を、「発電+蓄電+サイネージ」を実装した「災害レジリエンス強化型 再エネステーション」へとリニューアルしたことを、下記の通りお知らせいたします。

　現在当社グループは、2023年5月に公表した「中期経営計画2025」に沿って事業を推進しております。今般の再エネステーションの展開は、当計画の基軸となる成長戦略の一つ「低・脱炭素化への取り組み」を具現化するもので、自らの事業活動におけるＧＸ（グリーントランスフォーメーション）に繋がるとともに、災害時に当ステーションを有効利用することで、地域社会への貢献にも寄与します。

　引き続き、こうした取り組みを通じて、社会とグループの持続可能な成長を実現していくとともに、自らの企業価値の向上を目指してまいります。

株式会社TOKAIケーブルネットワーク

静岡市シェアサイクルサービス『PULCLE』
静岡駅北口駅前広場ステーションのリニューアルについて
～ 発電＋蓄電＋サイネージを実装した「災害レジリエンス強化型 再エネステーション」へ ～

　株式会社TOKAIケーブルネットワーク（本社：静岡県沼津市、代表取締役社長：鈴木 光速、以下「当社」）は、静岡駅北口駅前広場にある静岡市シェアサイクルサービス『PULCLE』のステーション（駐輪場所）を、「発電+蓄電+サイネージ」を実装した「災害レジリエンス強化型 再エネステーション」へとリニューアルいたしましたので、以下の通りお知らせいたします。

　静岡市シェアサイクルサービス『PULCLE』は、サービス提供開始から多くのご利用をいただいており、2023年6月で3周年を迎えました。当初、自転車数：94台、ステーション数：45ヶ所でサービスを開始いたしましたが、現在では、自転車数：600台（サービス開始当初の6.4倍）、ステーション数：207ヶ所（同4.6倍）まで規模を拡大することができ、静岡市における“新しい公共交通機関”としてご認知頂けるようになりました。

　この度リニューアルいたしました静岡駅北口駅前広場のステーションは、“発電”（最大出力3.7kWの最新型太陽光発電システム）と“蓄電”（テスラ社製13.5kW蓄電池）と“サイネージ”（PDC社提供のCMS搭載約70インチ2面LEDサイネージ）を実装します。

　当ステーションで発電した電力は、PULCLEの車載電池への充電とサイネージの稼働に利用するとともに、　余剰電力は蓄電池に備蓄し夜間の電力源として利用します。さらには、災害時に充電ポートを解放し、防災拠点としての活用も念頭に設計されております。

　大型サイネージモニターでは、太陽光パネルによる発電状態の表示など、市民の皆様に向けた環境意識の啓発を行うとともに、シティプロモーション映像や行政情報の配信、及び災害時の情報発信に利用することで、「新しい市政広報メディア」としての役割を担うべく検証をすすめてまいります。

　TOKAIグループでは、『新中期経営計画2025』（2023年5月9日公表）にて公表の通り、低・脱炭素化への取り組みを推進しております。

　当社においても、環境負荷の低いPULCLE の普及促進によりCO2の削減に貢献するとともに、今回のステーションへの太陽光発電導入により、GX（グリーントランスフォーメーション）を一層推進してまいります。更に、今後は、“地域と一体となった”低・脱炭素化推進の取り組みを具体化していくため、静岡市と協働し、本ステーションを活用した各種検証を進めてまいります。

【参考】 今後の展望など

【参考】 静岡駅北口駅前広場ステーションへの設置機器について

【本件に関するお問合せ先】

　株式会社TOKAIケーブルネットワーク　次世代成長戦略本部　企画部
　　TEL：054-253-2400 （受付 月～金曜 9：00 ～ 17：45）
　　https://tokai-catv.co.jp/